【家族の関係】
こんにちは。たまゆら庵の半田真弓です。
先日、ご縁があって、長年お姑さんのお世話をしていた方とお話しする機械がありました。
その方は、次男の嫁ですが、若い頃からお姑さんに振り回されて大変な思いをしてきたようです。
「大嫌い」と、言いながらも近所に住んでいるので無下にもできず、突然の「直ぐに来て」の電話にも対応し、当然病院の送り迎えも彼女がしていました。
しかし、そんな生活もお姑さんの突然の入院で終わりに。
関東在住の長男の嫁が引き継いだのですが、今までの労いの言葉も感謝もなく、何故か今まででお世話をしていた彼女を悪者にして「二度と会わないように」と、施設にも手を回したのだそう。
彼女は、会えないことよりも「自分が悪者にされた」事柄へと事のほか心に堪えているようでした。
ご長男のお嫁さんは、なんの思惑があってそうしているのか知りませんが、
彼女は、「会えなくても出来ることはあるし、何より、距離的にも離れたお姑さんから解放されて、その分の時間が取れる…。」と、気がついてくれ、笑顔を見せてくれたのでホットしました。
介護は、家族にとっては、心身ともに堪えるものです。取り繕う余裕が無くなるので、その人の本性もあらわになってしまうのかも。
狡猾な長男の嫁に、人の良い次男の嫁。
お互いに適切な距離と、適切な心遣いを示して、気持ちの良い関係を結んでくれることを願うばかりです。