【悲しみの向き合い方】

介護の果てになにがあるのか?

それは、「お別れ」です。

私自身、両親を自宅で介護をし、父は病院で母を自宅でそれぞれ看取りました。

介護ー看取りー葬儀 と、あっという間に過ぎていきます。

7日行ー49日ー一回忌 息つく暇がありません。

でも、こうして「家族が亡くなった」事を実感していきます。そして、生きている家族のの日常は緩やかに過ぎていきます。

その日常の中で、亡くなったことを悲しみ、思い出を語り、涙を流す…。とても必要な事です。

一昔前は、地域のコミュニティーがしっかり出来ていたため、ご近所の経験者がそれとなく話を聞いてくれたり、法事の度に住職と話をしたり、そんなことを繰り返しながら、悲しみと向き合い心の整理をしていったんでしょう。

今は、人との繋がりが希薄になっている人が多いようです。そんな人の中で喪ったものの大きさに潰されてしまう人も少なからずいらっしゃいます。

悲しみの向き合い方は人それぞれ。

神仏に頼る。

家族や友人に話す。

ひたすら泣く。

癒しを求めて自然のなかに身を浸す

自分にあった方法で悲しみと向き合う。そして、それに慣れていく事ができればいいてすね。